
施術回数:6回 年齢:26歳 Tさん 施術 1週間に1回のペース
排卵障害があり、自発的に排卵が起きず、クリニックで排卵誘発剤を使用しても排卵しないことあったTさん。
病院では「体質だから仕方がない」と言われ、不安と焦りを抱えていた中で当院を訪れました。
約1ヶ月半(施術6回)の通院で、誘発剤を使わずに自然妊娠された事例です。
生理不順や多嚢胞性卵巣症候群、排卵障害でお悩みの方の参考になれば幸いです。
Q. 来院前は、どのような症状で悩んでいましたか?
A.(Tさん)
妊活を始めて半年できず、不妊治療で病院に通い排卵誘発剤を打って約8回、うち2回排卵できない時があった。
(院長より)
Tさんはもともと生理不順や不正出血があり、生理痛も強かったため、過去2〜3年間はピルを服用して症状を抑えていました。
妊活を始めるにあたりピルをやめ、半年ほど自然なタイミングで妊娠を試みましたが結果が出ず、その後クリニックでの排卵誘発剤を使用した治療へと移行しました。
しかし、誘発剤を使用しても8回のうち2回は排卵が起きず、病院側からも「体質によるもの」と説明を受け、強い不安を抱えて当院に来院されました。
また、「慢性的な肩こり・頭痛・耳鳴り・めまい・立ちくらみ・胃の不快感」など、の不調も抱えていました。
初診の検査では背骨〜頸椎にかけての歪みや筋肉の強い緊張が確認されました。
これにより、上半身の血流と神経伝達が滞り、自律神経やホルモンバランスの乱れを引き起こしている状態でした。
Q. 施術を受けていく中で、身体にどのような変化がありましたか?
A.(Tさん)
通い出してすごく変わったという実感はなかったけど元々排卵障害があったのに、薬も注射もせず1周期で妊娠できて目に見えていなかっただけで体質が改善されていたことを実感してびっくりしたし嬉しかった。
(院長より)
Tさんは26歳という若さもあり、身体の変化が非常に早く、通院から約1ヶ月半という短い期間で自然妊娠されました。
しかし、結果が早く出た反動もあり、妊娠6週目から強いつわりが始まり、毎日吐いてしまうほどの状態で、週に4回ほど点滴が必要になり、お仕事も1ヶ月以上お休みすることになりました。
つわりが落ち着いてきた22週頃、「妊娠中のケア」を希望され来院されましたが、その時はお腹の痛みがずっと続いているとのことで、検査をすると骨盤が大きく歪み、お腹も非常に硬くなっていました。
骨盤が歪み、お腹(子宮まわり)が硬くなると、骨盤内の血流が悪くなり
・お腹の張り
・痛み
・逆子
・早産リスク
・難産
など、妊娠中や出産時のトラブルにつながりやすくなります。
施術後はお腹の痛みも落ち着き、現在は妊娠32週を過ぎたところですが、安産に向けて34週頃まで継続してケアをさせていただく予定です。
妊娠中はお腹の張りや痛みを「仕方がない」と我慢してしまう方も多いですが、身体の歪みや血流の悪さが原因になっている場合も多いです。
妊娠してからも定期的に身体を整えることで、お腹の柔らかさが保たれ、赤ちゃんにとってもお母さんにとっても負担の少ない妊娠期、そして安産へとつながっていきます。
Q. 当院と他(病院・治療院など)との違いがあれば教えてください。
A.(Tさん)
病院に通って卵管の検査とか色々したけど結局自己排卵が出来ない理由が分からず、ただ通っているだけみたいになっていて、何度先生に聞いても「体質だから仕方ない」「分からない」と言われて正直通うのがストレスだった。
それに比べて知りたかったことを細かく教えてもらいながらの施術だったから安心もできたし、納得して通えたから約1年通続けた薬と注射もやめて体質改善にのぞめた。
(院長より)
当院では、病院とは異なる視点から、排卵障害や不妊症の原因を探っていきます。
身体の歪みや筋肉の硬さが続くと
・血流の滞り
・神経の伝達不良
が起こり、子宮や卵巣の働きが低下します。
また、自律神経やホルモンバランスが乱れ、排卵障害や不妊症へとつながることも少なくありません。
これらは、病院の検査では分からないことです。
そのため、病院での検査と同時に「姿勢や身体の歪み・筋肉の状態」を確認し、総合的に整えていくことを強くおすすめしています。
身体の巡りが改善すると、今まで薬の治療で結果が出なかった方でも、自然妊娠につながるケースは多くあります。
病院の検査では「原因がわからない」という方ほど、ぜひ一度身体の状態を確認し、根本改善に取り組んでいただきたいと考えています。
Q. 最後に同じような症状に悩んでいる方にアドバイスを頂けますか?
A.(Tさん)
検査をしたいのであれば病院も必要だけど、治療を始めるなら一旦病院に通う前に体質改善の為、とりあえず来るか、通院中であれば少しでも安心材料になるのできてみて欲しいと思う。
(院長より)
当院では、薬による不妊治療を始める前に
「妊娠できる身体の土台をつくること」
が何より大切だと考えています。
身体作りを行う中で自然妊娠につながるケースも多く、また、病院での不妊治療を併用される場合でも、身体が整うことで結果が出やすくなる方が非常に多いです。
そのため、
「病院の治療で結果が出ないから体質改善をする」
ではなく、
「まずは妊娠しやすい身体を作る ➡︎ 病院の治療を行う」
という順番に変えていただくことが、妊娠への近道になると考えています。
薬を使った治療を始める前に、まず“妊娠できる身体の土台づくり”をすることが最も大切です。