原因不明と言われた不妊を乗り越えて 「浜松市 31歳 Nさん」
病院での検査では不妊の原因が分からず、約2年間悩んでいたNさんのお話です。
不妊症の原因が分からず悩んでいる方は、ぜひ参考にして頂ければと思います。
当院への通院7ヶ月 施術回数16回 31歳 Nさん
1. 来院前は、どのような症状で悩んでいましたか?
A.(Nさん)
・不妊
・生理痛
・肩こり
・冷え症
◆院長から
Nさんは病院での検査では「異常なし」と言われていましたが、当院で身体の状態を詳しく見てみると、骨盤から背骨にかけて歪みがあり、全身のバランスが崩れていることが分かりました。
さらに、手先が極端に冷えていることも気になる点でした。
お話を伺うと、生理痛は毎回とても強く、薬を飲んでも効かないほどで、経血にはドロっとした黒っぽい塊が混じることも多いとのことでした。
また、1日中パソコンを使う仕事の影響で首や肩、背中のこりを感じることも多く、月経周期も30~35日と不安定な状態が続いていました。
これらの症状は、全身の血液の巡りや内臓の働きが正常ではないといったサインでもあります。
検査数値に異常が出ていなくても、身体の機能が十分に発揮されていない場合、妊娠につながりにくくなることが多々あります。
そのため、病院では「原因不明」と言われても、実際には体のバランスの乱れが関係しているケースが少なくありません。
そこで当院では、まずは生理の状態を整え、周期を1~2日のズレに安定させていくことを第一の目標に施術を始めました。
2. 施術を受けていく中で、身体にどのような変化がありましたか?
A.(Nさん)
病院での検査では不妊の原因は特にないが、約2年子供が授かりませんでしたが、暖に通い始めて7ヶ月で妊娠する事が出来ました。
生理痛はいつも3日目くらいまでは痛み止めを服用する程でしたが、痛み止めを使用せず過ごせるようになり、ドロっとした経血も減っていきました。
肩こりはPC業務が多く、背中も硬い事もありすぐには改善されませんでしたがセルフケアと施術で徐々に改善されていくのを感じました。
冷え症は幼い頃からあり、体質だと思って付き合っていましたが血流が良くなる事で足先が多少冷える事はあっても手先が冷えている事はなくなりました。
◆院長から
3ヶ月が経った頃から、生理の状態に変化が現れました。
痛みが和らぎ、経血に混じっていた黒い塊も少なくなり、薬を使う回数も減っていきました。
これは子宮や卵巣の働きが正常になり始めたサインだと考えられます。
お腹まわりは特に変化が出やすい部分でもあり、生理に関する不調は比較的早く改善が見られる傾向があります。
4ヶ月目からは月経周期も36日→33日→31日→30日と安定してきました。
ホルモンをコントロールする器官がしっかりと働くようになったことで、生理周期も落ち着いてきたのです。
また、ずっと冷たかった手も自然に温かさを取り戻してきました。
これは上半身のめぐりが整ってきた証拠といえます。
6ヶ月目には肩こりも気にならなくなり、背中のこわばりも少しずつ取れてきました。
この頃には、生理痛もほとんどなくなり、経血の塊もほぼ消えていました。
長時間のPC作業による背中のこりは改善に時間がかかりましたが、それでも少しずつ良くなっていくのを感じられました。
そして7ヶ月目に、Nさんから「妊娠しました!」と嬉しいご報告をいただきました。
3. 現在の心境や気持ちの変化を教えて下さい。
A.(Nさん)
2週間に1回のペースで通いながら、家でも出来るケアを教えて頂けたのがとても有り難かったです。
1番の目的であった子供を授かる事ができ同時に身体の改善も出来て、「咲」に通って良かったなと思っています。
今は安産になるようにセルフケアと施術を続けていきたいと思います。
◆院長から
Nさん夫婦は特にセルフケアを頑張っていました。
毎日欠かさず夫婦でお互いにマッサージを行っていたそうです。
2週間に1回の施術ペースだと、通常はもう少し時間がかかるのが一般的ですが、毎日の取り組みが早期に良い結果をもたらしたのだと言えます。
4. 同じような症状で悩んでいる方にアドバイスを頂けますか?
A.(Nさん)
時間的にも病院よりも通いやすく、気軽に相談出来たのが良かったです。
病院での検査では分からない原因が見つかるだけでも大きいと思います。
不妊で悩んでいる方は男性にも原因があるかもしれないので、夫婦で一緒に施術を受ける事をお勧めします。
◆院長から
当院には「病院では異常がない」と言われたものの、なかなか妊娠に至らずお悩みの方が多く来院されています。
実際にお身体を詳しく検査してみると、骨格の歪みや筋肉のバランスの崩れから、血液の循環や内臓の働きが悪くなっているケースがほとんどです。
ご自身にこうした不調があるかどうかは、生理痛・経血の状態・冷え・頭痛・肩こり・腰痛など、日常的に感じる症状を目安にすることができます。
一見関係なさそうに見えても、こうした不調が妊娠しづらさとつながっていることは少なくありません。
また、女性だけでなく男性の体調も重要です。
腰痛や肩こり、頭痛、強い疲労やストレスを抱えていると、精子の状態に影響が出る場合もあります。
そのため、不妊改善に取り組む際には、女性だけではなく男性の健康状態を見直すことがとても大切です。
夫婦で一緒に整体や体質改善(生活習慣の改善)に取り組むことで、お互いの心身が整い、妊娠の可能性が高まるだけでなく、元気な赤ちゃんを迎える準備にもつながります。
だからこそ、夫婦で協力しながら取り組むことをおすすめしています。
「不調が多くてなかなか妊娠できない…」と感じている方は、まずはご自身やご夫婦のお身体の状態を整えることから始めてみるのがオススメです。